平成18年3月某日、製剤機械技術研究会様主催の「CKD株式会社様 本社小牧工場 見学会」に参加しました。
名古屋駅より総勢76名が2台のバスに搭乗してCKD(株)様小牧工場に行きました。
最初にCKD(株)様の業務内容などの紹介がありました。その製品説明の中でシェア80%という、日ごろ目にするほとんどの液晶画面のバックライト製造システムと薬のPTP包装システムがCKD(株)様の製造機械によるものとは参加者の驚きでした。
工場見学はまず、ショールームにて各工場の案内と製造品目等の説明を受けた後、半導体向けの製品製造のクリーンなエリアや、液晶画面のバックライト製造装置の組立現場、最近完成された新工場のPTP包装システム組立現場で詳しい説明を受けました。
CKD(株)様本社小牧工場
液晶画面のバックライト製造システム
PTP包装システム
工場見学の後には、CKD(株)様が進めている「高度バリデーション」の提案としてC&Q(コミッショニング&クォリフィケーション)の説明と質疑応答がありました。
このC&Qにてユーザーに対して信頼のおける製造機械を製作するための取り組みがよく分りました。
弊社のような動きの無い製品を作っている者としては、このような機械製造工場の見学は刺激的でした。
最後に、このような企画をたてて頂いた製剤機械技術研究会様と、お忙しい中工場内を見学させていただきましたCKD(株)様にお礼を申し上げます。
ステンレス容器は、異物混入対策に最適な容器です。
ステンレスは鉄に比べ耐食性、樹脂に比べ耐久性に優れた材質です。
錆の発生を抑えられる・表面の毛羽立ちなどの経年劣化が少ないことから、異物混入(コンタミネーション)を嫌うような場所で使用されています。