下部撹拌ユニット

多品種少量生産など、仕込み量が変わる調合工程に適したボトムエントリー型の撹拌ユニット
特長
Q&A

最小10L~最大200Lを1台で撹拌可能

液量の変化が撹拌に影響しにくい独自開発のステンレス製タンクと、タンクの底に取り付けるミキサー(撹拌機)を組み合わせました。

  • 生産品目により仕込み量が変わる多品種少量生産ラインにおける撹拌
  • 均一性を保つため撹拌しながら排出

上記のような使い方に適しています。

密閉性とメンテナンス性にすぐれたマグネットミキサーを採用

ミキサーの駆動部と撹拌子はマグネットにより接続するため、密閉したまま撹拌できます。衛生面に優れており、医薬品や食品などの無菌生産に適しています。

また一般的な上部設置の撹拌機に比べ構成部品点数が少ないシンプルな構造で、メンテナンス性に優れています。

ミキサーは用途に応じて選定可能

下の例のように、撹拌の目的に応じてミキサーを選定いたします。

  • 「性質が異なる様々な液体を撹拌する」ならば汎用性の高いミキサー
  • 「バイオ系の撹拌でできるだけせん断をしたくない」ならば低せん断のミキサー
  • 「固体と液体の撹拌で、固体をできるだけ細かくして分散させたい」ならば破砕に適したミキサー

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ボトムエントリー型ミキサー(下部撹拌機)の特長

少量の撹拌に適している

上部撹拌で撹拌機の軸(シャフト)を長くして少量を混ぜる場合、シャフトがブレやすくシール部分の劣化が早まるリスクが高いです。

下部撹拌ではタンクの底に羽根がつくため、液量にかかわらず液流を引き起こします。

CIP(定置洗浄)に対応しやすい

タンク内にシャワーノズルを設置してCIPを行う場合、上部撹拌では羽根の裏側などに洗浄液が当たりづらく接液部全体を洗浄するのは困難です。

下部撹拌では接液部全体に洗浄液がいきわたりやすく、洗浄にかかるコストや手間を最小限に抑えることができます。

CIP…設備や機器を分解せず洗浄する方法。

設備レイアウトの自由度が向上する

タンクの上部に設置スペースを必要としません。主にタンクの蓋において、CIP用のシャワーボールや原料の投入口といった、工程に応じたレイアウトを設定できます。

また、高さ制限のある環境でもタンクの最大容量を確保できます。

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デモ承ります|導入前の不安を解消

「撹拌機の購入を検討しているけど、導入提案のために実際に使用する原材料を撹拌してみたい」
「導入前のオペレーション確認がしたい」
といった声にお応えして、購入前に製品をお試しいただけるデモサービスを始めました。

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撹拌できる容量や粘度を教えてください

容量について:標準では100L、150L、200Lをラインナップしております。いずれも最小10L~を目安に撹拌可能です。
その他容量も対応可能な場合がございますので、ご希望をお聞かせください。

粘度について:粘度の高さに応じてミキサーのタイプを変更することで、最大1000cPまで撹拌可能です。

乳化や破砕などを目的とした撹拌に使えますか?

せん断力が高いタイプのミキサーを選定することで対応可能です。

混ぜる目的に応じてミキサーをラインナップしておりますので、ご検討の際に用途も併せてご相談いただくとスムーズです。

どんなカスタマイズができますか?

一例ですが、「温調撹拌のためタンクにジャケットを追加する」「機器接続用のノズルを蓋に追加する」など幅広く対応可能です。

またミキサーやタンクの形状といった仕様もお客様の用途に合わせて決定いたします。このページで掲載しているのはひとつのモデルケースとお考え下さい。

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