品番:1V008053-1

ワックス溶解ヒーターユニット【採用事例】

過度の加熱による焦げや変性を防ぐ

製品仕様

容量   約150L(有効容量 約125L)

材質   SUS304(容器本体)

ヒーター仕様

出力…7.5kW

ヒーター材質…SUS316L

ヒーターカバー…SUS304

電源…3相200V

使用温度範囲…常温~80℃

管理番号 1V008053-1

選べるオプション加工について

特長

界面活性剤メーカー様納入

○ワックスを溶解したまま保温するために使用される、ヒーターユニットのオーダーメイド事例です。

・これ1台で加温可能な【HU】ステンレス容器ヒーターユニットをベースに特注加工しています。

・撹拌子には容器に最適な形状のアンカー翼を採用しています。容器底部から壁面に至るまで、内容物を強制的に動かし、ワックスの焦げ付きを防止します。

【ECK】断熱カバーを取り付けることで保温効果を高めるとともに、作業者の火傷防止に貢献しています。

【LV】レベル計でジャケット内の水位を簡単に把握できます。レベル計本体を保護するカバー上部には水位上限を示すマーキングが入っており、水量の管理をさらに容易にしています。

・撹拌機は重く、人力では着脱が困難です。そこで撹拌機のベースにフォーク座(フォークリフト用金具)を設けることで、撹拌機の着脱を容易にしています。

・取っ手が付いているため、簡単に移動可能です。

・開閉および流量の調節が簡単な【BV】手動二方ボールバルブを採用しています。

―この容器の決め手―

・この容器は、白い固形ワックスを熱で溶かして液化したうえで、ワックスを塗布する機械に液を供給する際に使用されます。

・もともとは寸胴容器にベルト巻ヒーターを付けただけの容器をお使いで、撹拌機も付いていませんでした。しかし、それでは変色や焦げなどが発生してしまい品質が安定しないとのことで、当社にお問い合わせいただきました。

・先述のとおり、電熱ヒーターやスチーム加熱ではワックスが部分的に変色してしまいます。これを防ぐために、ゆっくり撹拌しながら湯煎で液化できる容器を採用しました。

・当社では、ステンレス容器と撹拌機等の関連機器に関する豊富なノウハウで、お客様の課題・お悩みを解決する最適な手法をご提案しています。

もとになった製品:HU-KTTK-J-L-565

【製品選定に役立つ】技術コラムもご覧ください

撹拌機(撹拌子)について知る

?「相性の良い撹拌機の選び方」を読む

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