コンタミネーション/コンタミとは
製造から包装・移送までの間に、原材料として使用していない異物が混入してしまうこと。
「汚染」を意味する英単語です。
半導体・医薬品・食品工場など、高い衛生グレードが要求される環境では特に注意したい点です。
食品の原材料表示で「本品製造工場では、○○を含む製品を生産しています」
という文章が書かれていることがあります。
これは各メーカーが任意で表示している注意喚起で、
原材料に使用していないアレルギー物質が混入するコンタミネーションの危険性を示しています。
同じ工場の中でも特にコンタミネーションを防止したいエリアや工程では、
製造設備を製品ごとに専用化したり
空気を清浄してゴミを取り除き、温度や湿度もコントロールするクリーンルームという部屋を使用することがあります。
弊社のステンレス容器でできるコンタミネーションの防止策としては、
- 錆びの発生防止(電解研磨・フッ素樹脂コーティングなどの表面処理)
- 容器表面のバフ粉の除去(電解研磨)
- 製品ごとに容器やパッキンを専用化(容器へのマーキングで識別管理)
- 汚れが溜まるすき間をなくした容器の製作(【SMA】サニタリー容器)
- 劣化してちぎれたパッキンの混入防止(カラーパッキン・PTFEパッキンの使用)
- 中身の状態が見える蓋(【AF】透明アクリル蓋)
などがあります。
テーマ別に、用語集よりも詳しく解説した技術コラムもございます。
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら
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