耐食性とは? ステンレスの特性と防錆対策を解説
耐食性の定義
腐食(≒錆)に耐える性質。

ステンレスの耐食性
ステンレス鋼(Stainless steel)は「Stain(錆、腐食)」「less(より少ない)」「steel(鋼)」という英語の通り非常に腐食に強く錆びにくい、つまり耐食性が高い鋼材です。
ステンレスの表面には不動態皮膜という非常に薄いバリアが形成され、腐食から守られているためます。
耐食性が高いステンレスが錆びやすくなる環境
腐食に強いステンレス鋼ですが、まったく錆びないわけではありません。環境や使い方によっては簡単に錆びてしまいます。
特に塩分に弱く、塩分が表面に付着したままだと簡単に錆びてしまいます。
醤油・味噌など塩分を含むものはステンレス容器に長時間保管せず、使用後すぐに洗浄することが長くご利用いただくポイントです。
ステンレスが錆びやすくなる原因と対策について、詳しくはこちらの技術コラムもご覧ください。
耐食性を向上させる方法
耐食性をさらに向上できる電解研磨・フッ素樹脂コーティングもおすすめです。
関連情報
関連技術コラム・小冊子
関連製品
テーマ別に、用語集よりも詳しく解説した技術コラムもございます。
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら