ステンレスとは
主成分の鉄に、10.5%以上のクロムを含ませた鉄の合金。
ステンレスの表面を保護する不動態皮膜により錆びにくい特性を持ち、一般的にはキッチンのシンクや食器など・製造業では食品工場や医薬品工場などの衛生グレードが高い場所でよく使用されます。
メーカー独自開発品を含めると200以上の種類があり、磁性の有無・加工のしやすさ・耐食性など用途に合った特徴を持つステンレスを選択する必要があります。
また、ステンレスの種類を示すのにSUS(Stainless Used Steel・サス)という材料記号を使用します。
弊社の容器は主に耐食性に優れたオーステナイト系SUS304またはSUS316Lを使用しています。
ステンレスは腐食に強い鋼材ですが、塩分や有機溶剤など内容物によっては錆が発生することがあります。
錆びにくくするために、電解研磨・フッ素樹脂コーティングなどの表面処理を施すことができます。
テーマ別に、用語集よりも詳しく解説した技術コラムもございます。
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら
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