組立・検査をする
製品を組み立て、製品の合否を確認している工程です
組立が必要な製品は部品を取り付け、必要に応じて検査を行っています。
特に、今までに何回もご注文いただいている製品の場合は、前回と同じように仕上がっているかなど、 でき上がりをしっかりと見るようにしています。
検査内容や検査書類のご希望がございましたら、お見積の際にご相談ください。
製品の検査方法
校正をした検査機器類を使用し、ステンレス容器の検査を行っています。
外観検査
ステンレス製品に傷や汚れ、加工不良が無いかを目視でチェックします。
製造後の各種検査、洗浄、梱包時にも確認しています。
標準寸法測定
ノギス、ハイトゲージ、パイスケールなどの測定工具を使用し、製品の内径、外径、高さを測定します。
ノギス…径や深さなどを正確に測定するための工具。
ハイトゲージ…高さを正確に測定する工具。
パイスケール…周長(外径)を測定する工具。(パイメーター/パイ尺)
カラーチェック(浸透探傷試験)
検査部分(おもに溶接部)に検査液を塗布し、微細な穴や傷の確認をします。
耐圧・気密検査ができない容器の検査で行います。
>品質に対する取り組み【浸透探傷試験】
耐圧検査(水圧検査)
加圧容器が所定の圧力に耐えられるかを確認します。
加圧による検査の場合は水圧、減圧による検査の場合はエアーによる検査を行っています。
>品質に対する取り組み【加圧容器の検査】
気密検査
加圧容器へ所定の圧力を加えた時に、気密性が充分に保たれるかを確認するための検査です。
エアー(空気)による検査を行っています。
>品質に対する取り組み【加圧容器の検査】
漏れ検査(ヘリウムリークテスト)
リークディテクタを使いシール部や溶接部の漏れを検査します。
微細な漏れを検出できます。
>品質に対する取り組み【加圧容器の検査】
検査書類
各種検査の終了後に検査成績書を作成します。
検査内容は外観、寸法検査ですが、ユーザー様のご指定による検査項目や書類も作成します。
>検査書・証明書もしっかり対応
提出書類の例
- 検査手順書:検査方法についての詳細な記述書
- 検査成績書:寸法・外観等の記録書
- ミルシート:使用する材料の鋼材メーカーによる材質証明書
- バフ研磨証明書:バフ研磨業者による発行
- 電解研磨証明書:電解研磨業者による発行
- 校正証明書:管理された測定機器の証明書(ノギス・ハイトゲージ等)