片テーパー型容器、ホッパー型容器、鏡板型容器があります。それぞれ底形状が異なります。
片テーパー型容器(KTT)
側面に付いたドレン(排出口)に向かって底が傾斜しており、無駄なく排出できるステンレス容器です。ドレン(排出口)の位置が胴の側面に付いているため、配管が低く、取り回しも短くできます。
キャスター付きの脚を付けた容器もありますが、床に直接置く場合は袴を取り付けます。また、架台に乗せて使用する架台分離式容器もあります。
蓋のタイプは主に3種類あり、かぶせ蓋タイプ(KTT-ST等)、密閉蓋タイプ(KTT-CTH/KTT-CTL等)があります。
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ホッパー型容器(HT)
容器の底が下に向かって漏斗状に窄まっている形状で、内容物の排出がスムーズに行えるステンレス容器です。材料などの供給用として小容量の容器は製造機器に直接取り付けたり、大容量の容器は製造機器の側に置き、配管にて繋ぎ使用します。
液体用や粉体用に使用されます。粉体用で使用する時には、ドレン(排出口)のサイズ(口径)を大きくして粉詰まりしないようにします。ドレン(排出口)に粉体が詰まる場合は、ノッカー等で衝撃を与え排出することもあります。
キャスター付きの脚を付けた容器もあります。また、架台に乗せて使用する架台分離式容器もあります。
蓋のタイプは主に3種類あり、かぶせ蓋タイプ(HT-ST等)、密閉蓋タイプ(HT-CTH/HT-CTL等)があります。
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鏡板型容器(DT)
容器の底がお椀のように湾曲した形状で、内容物の撹拌や排出がスムーズに行えるステンレス容器です。
主に液体の混合用に使われ、撹拌機で撹拌すると平底タイプと違い効果的な撹拌ができるため、撹拌機取付座付きのステンレス容器もあります。
キャスター付きの脚を付けた容器もありますが、床に直接置く場合は袴を取り付けます。また、架台に乗せて使用する架台分離式容器もあります。
蓋のタイプは主に3種類あり、かぶせ蓋タイプ(DT-ST等)、密閉蓋タイプ(DT-CTH/DT-CTL等)があります。
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