SDSとは? 意味・目的・発行義務を解説

SDSの定義

化学物質の危険有害性を記載した書類です。

Safety Data Sheet」の略称で、安全データシートともいいます。

2011年まで国内では「MSDS(Material Safety Data Sheet:化学物質等安全データシート)」と呼ばれていましたが、現在は国際的に通用するSDSで統一され、内容に違いはありません。

SDSの目的

化学品による事故を防止する目的で発行され、化学物質(またはそれを含むもの)を他の事業者に提供する際には発行が義務付けられています。

SDSの記載内容

内容には、以下の情報が含まれます。

  • 化学製品中に含まれる化学物質の名称
  • 物理化学的性質
  • 危険性・有害性
  • ばく露した際の応急措置
  • 取扱方法・保管方法・廃棄方法

SDSの使用例(MONOVATEの場合)

当社ではステンレス製の容器などを製作していますが、内容物とステンレス・パッキンの相性を確認し、適切な材質をご提案するためにお客様からSDSをいただく場合があります。

またお客様からご要望があった場合下記のSDSを発行可能です。

  • ステンレス材料のSDS
  • ステンレスタンクに付属するシリコンパッキン(原料)のSDS

関連情報

関連用語

危険物とは 材料証明書とは 非該当証明書とは ミルシートとは

関連技術コラム・小冊子

「20号タンク」ってなに?ざっくり説明します。

関連製品

用語集の一覧に戻る
テーマ別に、用語集よりも詳しく解説した技術コラムもございます。
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら