パッキンとは? 役割・種類・ガスケットとの違いを解説
パッキンの定義
部品や配管など、静止している場所の接続部分の密閉に使用されるシールの一種。

パッキンの役割
接続部の間に挟んでボルト等で固定し、接続部の隙間を塞ぐことで、内部を通る流体の漏出や異物混入を防止します。
接続部に合わせた様々な形状・厚み・材質があります。
漏出やパッキンの劣化を防ぐためには、使用環境や流体の性質と相性の良いパッキンを選定する必要があります。
パッキンの材質と特性については、技術コラム:密閉に欠かせないパッキンの材質と特性をご覧ください。
パッキンとガスケットの違い
近い用語で「ガスケット」がありますが、厳密には意味が異なります。
まったく同じ部品でも、使用環境により「パッキン」または「ガスケット」と、呼び方が異なるのです。
これらの用語は大まかに下記のような使い分けがされていますが、明確に使い分けられていないことも多いです。
- 原料などを一時保管するボトルの密閉に使用した場合はパッキン
- 滅多に動かさないヘルール配管の密閉に使用した場合はガスケット
関連情報
関連用語
関連技術コラム・小冊子
関連製品
テーマ別に、用語集よりも詳しく解説した技術コラムもございます。
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら
>>ステンレス容器の技術コラムはこちら